やぁやぁ皆の衆。元気にお過ごしでしょうか?
当ほくら園ユニットの皆様は元気一杯。何を以って元気一杯なのかと聞かれれば、こう答えましょう。
先日行われた、「ユニット ミニ オリンピック」(例年の運動会)の入居者の参加率が、なんと100%であります。
因縁の好敵手が再び、6月9日のかりんデイルームで、合間見えた訳であります。
とはいっても、今年は昨年までと趣向が違いました。
今まではけやき組とかりん組に分かれておりましたが、今年はその仕切りを取っ払いまして、ごちゃ混ぜのチーム編成となっております。
当初は14時30分からのスタートでしたが、闘争心むき出しの両軍が勇んで準備した結果、20分も巻いて始まりました。
まずは白紅両軍の代表が、正々堂々と争うことを誓う選手宣誓。
次に、ケガのないように、準備体操を。
ここは競い合う所ではないので、皆さん一様に肩や首を回してリラックス。
続きまして手にボンボンを持って応援合戦。
競い合うのは声のボリュームから。今年も熱が入っております各組の応援団長を務める介護職員。1年で今日しか使わないですねー
『 エイ、 エイ、 オーーーーー!!!!』
の掛け声で士気は最高潮。その士気を繋いだまま競技開始です。
第一種目は恒例『玉入れ』。
前のめりになりながら次々に放り込む両軍。外した玉も職員がすぐに拾い選手に補充していきます。
2回行いましたが、2回とも紅軍が勝利を収めました。
第二種目は『オリンピック五輪送り』
この独自の競技について、ご説明いたしますと、
各軍一列に並び、先頭から五輪の輪っかを1つずつ手渡しで送っていき、最後の人から手渡された職員が、それを壁に掛け、オリンピックのマークを早く完成させた方の勝ちという競技です。
そしてすみません。この競技だけカメラ係もサポートにつきましたので、写真が一切取れていません。
結果だけお知らせすると、3回行いましたこの競技、1回目は紅組、2回目も紅組、3回目は白組が勝ちました。
ただここで一つ。
実は3回目は応援団長を入れ替えて行われましたが、結果は直前と逆になってしまいました。
といこうとは、紅組の応援団長は勝利の女神なのか。はたまた負け続きの白組の反撃ののろしなのか。
競技はいよいよ第三種目『パン食い競争』へ。
当運動会ではご存知、団体競技並みの配点が個人で稼げてしまう競技。
この競技次第で逆転もあり得ます白組。一方紅組はこれまでの得点差で余裕があるか。
*なお、パンは手で掴み取ることとし、パンが苦手な人なゼリーとなってります。
各組、真剣さが一段と極まりました。
普段は絶対に出さないスピードで(安全には十分考慮しています)パンを掻っ攫っていく各選手。
自分の番が終っても『やれもう一戦』と動き出す選手が続出し、あっという間に競争は終了しました。
果たして、今回のオリンピックを制したのは、いったいどちらの組だったのでしょうか。
優勝は・・・・・、『紅組!』
準優勝はもちろん・・・・・、『白組!』
優勝、準優勝の組共に、カップと表彰状が贈られました。
その後、ヒートアップした熱は、茶話会で振る舞われたアイスによって鎮火されました。